講師の思い

ここでは、私がどのような思いを抱きながらピアノの指導をしているか、
をお話しさせていただきます。

「音楽がいつも呼吸のように一緒にあってほしい」
音楽はなくても生きて行けますが、あると人生がとても豊かになれるものです。
頭や心のリフレッシュになる。癒しになる。集中するきっかけにもなる。

自然に音楽に寄り添い、いつも音楽が呼吸のようにそばにある。
そんな人生を送ってもらえたら、と思っています。

当教室の生徒さんの一人は「世界のみんなが音楽の素晴らしさをわかったら戦争はない」と言いました。
それくらいに音楽は素晴らしいものである、という信念を持って指導をしています。
「情操教育の一環として」
ピアノは五感をフルに使います。指先で弾き、耳で聴き、口で歌い、足でペダルを踏みます。
このように五感を使うものは音楽以外にはなかなかないと思います。
五感全てから脳に刺激が伝わり、ある日突然脳の中で回路が一直線につながる瞬間が訪れます。
ピアノを早いうちからやっていると、耳の力が養われます。
これは英語の微妙な発音を聞き分けられることにもつながります。
「本番で力を出す訓練ができる」
試験でもスポーツでも、自分の力を信じて本番に臨むということはとても大事です。
ピアノをやることで、「本番で力を出す訓練」ができると思います。
当教室の生徒さんを見ていると、本番でうまく力を出せる子は「人と比べない、自分を信じる」といった特徴があるように思えます。
スポーツ選手などもそうですが、年齢と共に本番で力を出せなくなってきます。
しかし自分を信じる力によってそのような壁を越える子は、とても美しい越え方をします。
それがきっと勉強や何かに役に立つのだと思います。